OneNoteがExcel方眼紙の代替となりうる7つの理由

私はSIer歴約5年ですが、現場では所謂「エクセル方眼紙」を扱うことが多いです。
エクセル方眼紙の任意の位置に文字列を配置できるメリットは大きく、
メモ書きや手順書、設計書等、あらゆる場面で活躍します。
この直感的な使いやすさはWordを凌駕していますし、
汎用性が高いです。
(もちろん、体裁の整ったマニュアルなどはWordで作成すべきですが・・・)

ところが、今の現場リーダーの趣味でOneNoteを多用するようになり、
このアプリこそが、エクセル方眼紙を凌駕する
「NGH(Next Generation Hoganshi!)」だと確信するようになりました。
その理由は以下のとおりになります。

1. 任意の位置に文字列を埋め込める
画面内の任意の位置に文字列を埋め込めます。
その自由度はエクセル方眼紙を凌駕し、しかも方眼紙の面倒な
制約(改行、折り返し、セル幅、セル結合 etc...)がありません。
ここまで自由度が高いと、本当に紙のメモのように扱えます。

2. メモ書きツールとしてよりリッチ
書式スタイルや、メタ情報(シール)埋め込み等の機能が強力で、
表現力、管理性が優れています。
手動での書式設定と、ルール化で頑張る必要のあるエクセルとは、
文章の表現力、管理性に大きな差があります。

3. Webページ等の取り込みにも対応
WebページをOneNoteに取り込むことで、Evernote的な
スクラップブックを作成できます。
しかも、表現力はEvernoteよりも上なので、
リッチなスクラップブックを作成できます。

4. よりリッチな変更履歴
過去の履歴一覧、差分表示などを実現しています。
エクセルでは、戻る/進むのみを選択でき、
履歴管理、差分表示が難しいので、
これも大きなアドバンテージです。

5. メモ書きの入力ソースが豊富
画像、動画、録音、手書きメモ等、情報のソースが豊富です。
また、任意のファイルを添付できます。
エクセルは画像の添付のみ可能なので、
メモ書きツールとしての幅がより広いです。

6. 検索性が高い
シェープ内の文字列を検索できます。
エクセルでシェープ内の文字列を検索できないのは、
非常に大きなネックなので、この差は大きいです。

7. 無料である
無料でインストールできます!
正直、有料でも使う価値のあるツールですが、
無料ならとりあえず入れるしかないでしょう。
http://www.onenote.com/

以上のことから、純粋な表計算用途から外れた使い方のエクセル汎用方眼紙と比べて、
OneNoteの方が圧倒的に使いやすく、用途が広いツールと言えるでしょう。
(もちろん、表計算がやりたいなら、エクセルを選択すべき)